犯罪の証拠として警察を動かした禁断のリアリティーショー
巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋で、幼い顔立ちをした3名の女優(18歳以上)は偽のSNSアカウントで12歳のふりをするという任務を与えられた。各々の部屋のPCで、連絡をしてきたすべての年齢の男性とコミュニケーションを取った。当初のプロジェクトと同様、大多数の成人男性はビデオセックスを要求し、自身の性器の写真やポルノのリンクを送信してきた。なかには恐喝する者も。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意しながら撮影を続けること10日間。児童への性的搾取者が徐々に尻尾を出し始めるのだった…。
現代の子どもたちが直面する危険をありのまま映し出した恐るべきこのリアリティーショーは、SNSと常に接するジェネレーションZ世代やその親たちに恐怖と共に迎えられ、本国チェコでドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録。児童への性的搾取の実態を描いた映像として、チェコ警察から刑事手続きのための映像が要求された。実際の犯罪の証拠として警察を動かした大問題作がいよいよ日本公開となる。
2020年/チェコ/104分/R15+
監督:バーラ・ハルポバー/ビート・クルサーク
原題:V siti
出演:テレザ・チェジュカー/アネジュカ・ピタルトバー/サビナ・ドロウハー/他
配給:ハーク
上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
上映期間 | 7/2(金)~7/15(木) |
7/2(金)~7/8(木) | ①15:25 ②19:20 |
7/9(金)~7/11(日) | ①14:50 |
7/12(月)~7/15(木) | ①14:30 |
(C)2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.