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『破壊の日』【11/13~】

2020/10/11

それぞれの祈り それぞれの目覚め

7年前、田舎町の炭鉱の奥深くで見つかった怪物。その怪物が何なのかは不明のまま不穏な気配を残して時が過ぎる。その7年後、村では疫病の噂が広がり、疑心暗鬼の中、心を病む者が増えていく。そんな中、修験道者の若者・賢一は生きたままミイラになりこの世を救うという即身仏になろうと行方不明になる……。そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」と賢一は目を覚ます。

2020年7月24日、本来であれば東京五輪開会式のその日に公開を目指して製作が開始されたこの作品は、新型コロナウイルスの蔓延に伴う緊急事態宣言により製作を止めざるをえなくなった。多くの作品が製作停止、公開延期をされる中、緊急事態宣言が解除されると同時に製作再開、県外移動解除と共に6月22日撮影開始、わずか一か月後の7月22日に完成、異例のスピードで、翌々日、当初の予定通り劇場公開された。マスク着用、徹底した消毒、手袋、定員の半数での車移動、撮影現場には医師免許を持ったスタッフの帯同という厳しいガイドラインの中での撮影に挑んだ。この映画は2020年、現在、コロナ禍を生きる全ての人に現代の空気を内包したまま全世界に公開された。都知事選ののぼり、マスクを着用した歩行者、完成したばかりの国立競技場……、今、目の前にある風景がそのまま映画となっている。

『狼煙が呼ぶ』に続き主演の鉄平役に渋川清彦、即身仏になろうとする若者にGEZANのヴォーカルとしてカリスマ的存在のマヒトゥ・ザ・ピーポーが映画初出演。村の修験道の大先達・三日月次郎役にイッセー尾形。企画・監督・脚本は『青い春』『空中庭園』『泣き虫しょったんの奇跡』『狼煙が呼ぶ』の豊田利晃。これまでの作品群と連なる集大成となる映画が完成した。

 

2020年/ 日本 / 56分
監督:豊田利晃
出演:渋川清彦/マヒトゥ・ザ・ピーポー/イッセー尾形/長澤樹/他
配給:IMAGINATION 

 

 

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 11/13(金)~11/19(木)
11/13(金)~11/19(木) ①15:00

(C)破壊の日製作委員会

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