21世紀版『フォレスト・ガンプ ⼀期⼀会』の呼び声⾼い、
ロバート・ゼメキス×スティーヴ・カレルによる新たな感動作
ハリウッドきってのヒットメーカー、ロバート・ゼメキス監督の最新作は、知られざる実話をベースにした感動のヒューマンドラマ。イラストレーターだったマーク・ホーガンキャンプが、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害に遭って全てを失いながらも、独自の世界観でカメラマンとして活躍する姿を描いたジェフ・マルムバーグ監督のドキュメンタリー『マーウェンコル』(10)をフィクションとして映画化したものである。主演は、「バイス」や『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、『ビューティフル・ボーイ』などのスティーヴ・カレル。ロバート・ゼメキス監督とスティーヴ・カレルのタッグが、心に深い傷を負った1人の男性が苦しみや葛藤を抱えながらも、希望を捨てずに再生していく姿をファンタジーたっぷりに描いた名作を誕生させた。
マーウェンが、僕に歩みだす力をくれた
バーからの帰り道で5人の男に暴行されたマーク・ホーガンキャンプは、瀕死の重傷を負い、9日間の昏睡状態に陥る。脳に障害を抱え、襲撃の後遺症(PDSD)に苦しむ彼はまともな治療も受けられず、セラピー代わりにフィギュアの撮影を始める。自宅に作った空想の世界“マーウェン”ではG.Iジョーのホーギー大尉と5人のバービー人形が、迫り来るナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げていた。地域の人々の理解と協力でマーウェンの写真は評価され、やがてマークの個展が開かれることになる。“マーウェン”で戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言しようと決意するが・・・。