『奇蹟がくれた数式』【12/24~】

2016/11/24

私には二つの偉大な“発見”がある——
彼の才能と彼の友情。

アメリカが、イギリスが、世界が2人の友情に泣いた
身分も国籍も違う二人の天才数学者が起こした
歴史を揺るがす奇跡を描く、知られざる感動の実話!

トロント国際映画祭でプレミア上映されたのち、アメリカ、イギリス両国の観客から愛されて、ミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録。それからもヨーロッパ、アジアを回りながら、喝采の輪をどこまでも広げ続けている感動作が、いよいよ日本にもやって来る。

1914年、イギリス。名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授は、当時イギリス植民地のインドから届いた1通の手紙に夢中になる。そこには著名な数学者である彼も驚く“発見”が記されていた。ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘する。ラマヌジャンは妻と離れることに胸を痛めながらも、研究を発表できる喜びに海を渡る。しかし、独学で数学を学んだため、学歴もなく身分も低いことから教授たちに拒絶され、頼りにしていたハーディも公式を証明することしか頭にない。

妻からの手紙も途絶え、孤独と闘いながらひたすら研究に身を捧げるラマヌジャンは、遂に命にかかわる重い病に倒れてしまう。ラマヌジャンを失うかもしれないと知ったハーディは、初めて彼への友情と尊敬の念に気付き、ラマヌジャンを救うために立ち上がる──。

第一次世界大戦下の激動の時代に、全てが正反対の二人が、文化と個性の違いに葛藤し、やがてそれを乗り越えて、かけがえのない絆で結ばれていく。歴史に名を残す二人の天才数学者が、今この時代に生きる私たちに、年齢や肌の色、生き方や信じるものが違っても、人は互いを思いやり、愛し合えることを教えてくれる。輝かしくも美しい二人の友情を描く涙の実話。

【ストーリー】

1914年、イギリス。ケンブリッジ大学の数学者ハーディ教授のもとに、インドから1通の手紙が届く。そこには、ハーディ教授を驚愕させる「発見」が記されていた。ハーディ教授は早速、手紙の差出人であるインドの事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、他の教授たちは身分が低く学歴もないラマヌジャンを拒絶する。孤独と過労から病に倒れたラマヌジャンのため、ハーディ教授は奇跡の証明に挑むが……。

 

4a8b7959001180ed2015年/ イギリス /108分/
原題:The Man Who Knew Infinity
監督:マシュー・ブラウン
出演:デブ・パテル/ジェレミー・アイアンズ/デビカ・ビセ/トビー・ジョーンズ/スティーブン・フライ 他
配給:KADOKAWA

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 12/24(土)~1/6(金)
12/24(土)~12/30(金) ①13:40 ②17:50
12/31(土)~1/6(金) ①15:20

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