『神様の思し召し』【1/14~】

2016/11/02

第28回、東京国際映画祭 観客賞受賞!

天才だが傲慢なエリート外科医と、ムショ帰りだが大人気のカリスマ神父
住む世界の違うふたりに起きた、生涯最高の奇跡とは─?

イタリアの太陽が生んだ熱くて陽気な人生賛歌!

2015年の東京国際映画祭で最も客席を沸かせ、観客賞の栄光に輝いたのが、本作『神様の思し召し』。主人公は、目に見えるものだけを信じる医師と、見えないものこそ信じる神父。神に心臓病は治せないし、医師に人生は治せない。真逆の立場で人を救ってきたふたりが出会って見つけた、人生の宝ものとは─? 2011年の同映画祭で大喝采を浴び、のちに劇場公開されてスーパーヒットを記録した『最強のふたり』を彷彿とさせる笑いと涙と感動が、今度はワインとピッツァとアモーレの国イタリアを舞台によみがえる!

【ストーリー】

今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ。医師としては天才だが、傲慢で毒舌で周りからはケムたがられていた。ボランティアが趣味の妻との仲は倦怠気味で、お気楽な長女はサエない男と結婚。でも、頭脳明晰な長男が医学の道を継いでくれれば満足だ。

ところが、あろうことか医大生の息子が「神父になりたい」と宣言! 表向きはモノわかりのいいフリをして教会に潜入したトンマーゾは、息子がハデなパフォーマンスで人気のピエトロ神父に“洗脳”されているとニラむ。さらに、神父が実は“前科者”であることが判明。トンマーゾは、失業して無一文で妻からはDVを受け、もうどん底だと悩む信者を演じて神父に近づく。すると、親身になった神父に家族に会いに行くと言われてしまい、追い詰めるはずが追い詰められるトンマーゾ。果たして、神父の正体は? 崩壊寸前の家族の行方は?

3a184239655895c02015年/イタリア /88分/
原題:Se Dio vuole
監督:エドアルド・ファルコーネ
出演:マルコ・ジャリーニ/アレッサンドロ・ガスマン/ラウラ・モランテ/イラリア・スパダ/エドアルド・ペーシェ 他
配給:ギャガ

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 1/14(土)~1/27(金)
1/14(土)~1/20(金) ①12:40 ②17:00
1/21(土)~1/27(金) ①14:40

[margin_5t](C)Wildside 2015

© 2024 ソレイユ