『これが私の人生設計』【7/2~】

2016/05/06

新しい自分を探しにローマへ。超前向き建築女子の人生リノベーション計画!

ポジティブだけじゃ、ダメかしら?

ローマ郊外に実在する公営住宅コルヴィアーレで採用された女性建築家グエンダリーナ・サリメイのリフォームプラン「緑の空間」にヒントを得た本作は、海外で華々しく活躍していた建築家のセレーナが故郷のローマに帰り、男性社会の壁にぶち当たりながらも、奇想天外な方法で自分らしくいられる場所をみつけていく姿をユーモラスに描き、本国イタリアでの公開と同時にハリウッド・ブロックバスターに次ぐ2位を記録。日本でもイタリア映画祭でプレミア上映され(タイトル『生きていてすみません!』)、大絶賛された超話題作がいよいよ劇場公開!!

いつも母親と伯母から「結婚は?」とせかされ、容姿性格すべてが完璧だった相手はゲイ。建築業界は超男性社会でやっと決まりそうな職場も、妊娠したら退社というマタハラ・ブラック企業。そんな彼女が選んだ最終手段とは?イタリア中の女性たちから圧倒的な共感を呼んだ、新たな“お仕事ヒロイン”セレーナを演じるのは、本作の演技でイタリア・アカデミー賞主演女優賞など数々の賞にノミネートされ、国民的歌手として大活躍中のパオラ・コルテッレージ。主人公のゲイ友にして仕事仲間にラウル・ボヴァなど、イタリアを代表する豪華キャストが勢揃い!!

【ストーリー】

建築家として世界各国で華々しいキャリアを積んできたセレーナは、ふと自分を見つめ直し「新たなステップ」を踏み出そうと故郷のローマに帰ってきた。しかし、イタリアの建築業界は男性中心の社会で、ろくな仕事にも就けず貯金も底をつく。しかたなくレストランでウエイトレスとして働き出すと、超イケメンのオーナー、フランチェスコが何かと優しくて、ついつい彼に恋してしまう。しかし、クラブで男たちに囲まれて超絶に踊り狂うフランチェスコを見て“ゲイ”だと気付き、あえなく失恋。結局、2人は恋愛ではなく友情で結ばれるのだった。そんな時、公営住宅のリフォーム建築案の公募を知ったセレーナは、男性のフリをして応募し、自分はアシスタントだと偽って面接に臨む。すると企画が採用されてしまい、困ったセレーナはゲイ友のフランチェスコに身代わりを頼むが…。

poster22014年/イタリア /103分/PG12
原題:Scusate se esisto!
監督:リッカルド・ミラーニ
出演:パオラ・コルッテレージ/ラウル・ボバ/マルコ・ボッチ/コラード・フォーチューナ/ルネッタ・サビーノ 他
配給:シンカ

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 7/2(土)~7/15(金)
7/2(土)~7/8(金) ①14:25 ②18:50
7/9(土)~7/15(金) ①10:00 ②15:55

[margin_5t](C)2014 italian international film s.r.l

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