鹿撃ち帽子はかぶらない。パイプも実は嫌いだ。ワトスン君とは別れたが、
真のシャーロック・ホームズがここにいる——
10歳の少年を新たな助手に迎え、今最後の推理が始まる!
誕生からまもなく130年、今も絶大なる人気を誇る、世界で一番有名な名探偵シャーロック・ホームズ。生みの親であるアーサー・コナン・ドイルの手によるシリーズは“正典”と呼ばれ、褪せることのない魅力で新しい読者を獲得し続けているが、パロディやパスティーシュにも優れた作品が数多くある。それらのなかでも、死を前にしたホームズが引退の原因となった未解決事件に再び乗り出すという、画期的かつ異彩を放つ小説の映画化が実現した。
【ストーリー】
豊かな緑に囲まれた海辺の家でミツバチの世話をしながら、穏やかな晩年を送っているシャーロック・ホームズ。だがホームズには、死ぬ前にどうしても解かなければならない謎があった。30年前、優秀な助手にして記録係のワトスンが結婚してホームズのもとを去った日、ある男から奇妙な調査依頼が舞い込んだ。彼の妻が音楽教師の開く怪しげなレッスンで、亡くなった子供たちと“会話”しているというのだ。ホームズが尾行を始めると、彼女は夫の筆跡を偽造した小切手で預金をおろし、薬局で毒性の強い薬を購入する。夫の殺害計画かに見えた事態はしかし思わぬ方へ転がり、ホームズは人生最大の失敗を犯して引退に追い込まれ、事件は未解決となってしまった。推理のカギを握る日本への旅から帰国したホームズは、家政婦の息子で10歳のロジャーに探偵の資質があることを見抜き、彼を助手にいよいよ捜査を再開するのだが──。
2015年/イギリス・アメリカ合作 /104分/
原題:Mr. Holmes
監督:ビル・コンドン
出演:イアン・マッケラン/ローラ・リニー/マイロ・パーカー/真田広之/ハティ・モラハン
配給:ギャガ
上映場所 | ホールソレイユ(4F) |
上映期間 | 6/18(土)~7/8(金) |
6/18(土)~6/24(金) | ①12:55 ②17:35 ③19:45 |
6/25(土)~7/1(金) | ①10:00 ②17:25 |
7/2(土)~7/8(金) | ①16:50 |
[margin_5t](C)Agatha A Nitecka / SLIGHT TRICK PRODUCTIONS