『サウルの息子』【4/9~】

2016/01/21

第88回アカデミー賞®外国語映画賞受賞!!

第68回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品
第73回ゴールデングローブ賞 外国語映画賞受賞

無名の新人監督、グランプリデビューの衝撃作!カンヌ映画祭震撼!!

息子を正しく弔いたい・・・その思いがサウルに再び生きる勇気を与えた。

2015年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門で、ある無名の新人監督の作品が上映されると、場内は異様な興奮に包まれた。その衝撃は瞬く間に映画ジャーナリストたちの間に伝わり、その卓越した撮影法と演出により、長篇デビュー作にして見事カンヌのグランプリを獲得するという異例の快挙を成し遂げた。その新鋭監督とは『ニーチェの馬』で知られる名匠タル・ベーラの助監督をしていた38歳のハンガリー出身のネメシュ・ラースロー。強制収容所に送り込まれたユダヤ人が辿る過酷な運命を、同胞をガス室に送り込む任務につく主人公サウルに焦点を当て、サウルが見たであろう痛ましい惨劇を見る者に想像させながら描く。これまでの映画で描かれた事の無いほどリアルなホロコーストの惨状と、極限状態におかれてもなお、息子を正しく埋葬することにより、最後まで人間としての尊厳を貫き通そうとした、一人のユダヤ人の二日間を描いた感動作。

【ストーリー】

1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。サウルは、ハンガリー系のユダヤ人で、ゾンダーコマンドとして働いている。ゾンダーコマンドとは、ナチスが選抜した、同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する特殊部隊のことである。彼らはそこで生き延びるためには、人間としての感情を押し殺すしか術が無い。

ある日、サウルは、ガス室で生き残った息子とおぼしき少年を発見する。少年はサウルの目の前ですぐさま殺されてしまうのだが、サウルはなんとかラビ(ユダヤ教の聖職者)を捜し出し、ユダヤ教の教義にのっとって*手厚く埋葬してやろうと、収容所内を奔走する。そんな中、ゾンダーコマンド達の間には収容所脱走計画が秘密裏に進んでいた・・・。 *ユダヤ教では火葬は死者が復活できないとして禁じられている。

poster22015年/ ハンガリー /107分/
原題:Saul fia
監督:ネメシュ・ラースロー
出演:ルーリグ・ゲーザ/モルナール・レべンテ/ユルス・レチン/トッド・シャルモン/ジョーテール・シャーンドル他
配給:ファインフィルムズ

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 4/9(土)~4/22(金)
4/9(土)~4/15(金) ①9:30 ②15:25
4/16(土)~4/22(金) ①9:50 ②15:45

[margin_5t](C)2015 Laokoon Filmgroup

© 2021 ソレイユ