ゴダールと恋をし、女優としての人生を知った、1968年のパリ。
アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説、映画化!
19歳のアンヌは、パリで暮らす哲学科の学生。そんな彼女の人生に驚きの出来事が起こる。映画を変えたと世界中から注目される気鋭の映画監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作『中国女』で主演を飾ることになったのだ。新しい仲間たちと映画を作る刺激的な日々、そしてゴダールからのプロポーズ…。生まれて初めての体験ばかりの毎日に、アンヌはあらゆることを夢中で吸収していくが、パリの街ではデモ活動が日に日に激しくなり、ゴダールは次第に革命に傾倒していく。そして、遂に1968年の五月革命が勃発し―。
原作は、女優であり、作家であり、ゴダールの2人目の妻でもあったアンヌ・ヴィアゼムスキーによる自伝的小説。天才と過ごした甘さと苦みの入り混じった青春の日々が、五月革命に揺れるパリという激動の舞台の中で綴られていく。いくつもの映像化のオファーを断ってきたアンヌが、『アーティスト』でアカデミー賞®に輝いたミシェル・アザナヴィシウス監督から、「とても愉快で楽しいストーリーだ」と言われて心を動かされ、初めての映画化を許した。アンヌは惜しくも2017年10月に亡くなったが、何とか間に合った完成作はとても気に入っていたという。
新たなるゴダールミューズ:ステイシー・マーティンが、
60年代フレンチカルチャーを描きあげる―。
アンヌに扮するのは、『ニンフォマニアック』でセンセーショナルなスクリーンデビューを飾り、MiuMiuのフレグランスの広告塔を務めるなどファッショニスタとしても今大注目されているステイシー・マーティン。祖父はノーベル文学賞受賞作家のフランソワ・モーリアックという正統派インテリ一族に生まれた少女アンヌが、ゴダールというカウンターカルチャーと出会って魅惑的な女性に変身していく姿を、圧倒的な愛らしさで演じている。
ゴダール役には、「ゴダールの再来」とも言われアンヌ・ヴィアゼムスキーとも仕事をしていた映画監督フィリップ・ガレルを父に持つルイ・ガレル。天才の孤独や偏屈さ、それでも憎めないチャーミングな一面を、ユーモアと最大級の敬意をこめて演じている。また、「ELLE」の創始者の娘でゴダールの友人のミシェル・ロジエを、『アーティスト』のベレニス・ベジョが演じる。
ファッション、ヘアメイク、インテリア、ストリート、音楽、映画―今も全く色あせない全世界の憧れの60年代フレンチカルチャーが、スクリーンに鮮やかに蘇る!
2017年/フランス/108分/R15+
監督:ミシェル・アザナビシウス
原題 :Le Redoutable
出演:ルイ・ガレル/ステイシー・マーティン/ベレニス・ベジョ/ミーシャ・レスコ/グレゴリー・ガドゥボワ/他
配給:ギャガ
上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
上映期間 | 9/28(金)~10/11(木) |
9/28(金)~10/4(木) | ①10:10 ②16:50 |
10/5(金)~10/11(木) | ①12:25 |
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