『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』【8/18~】

愉快!爽快!痛快!イタリアン・コメディの金字塔。
不遇な天才たちが仕掛ける予測不能の敗者復活戦。

2009年にギリシャで始まった欧州危機はイタリアにも拡大、ユーロ圏の深刻な不況はローマの大学研究者たちにも影響し、収入はカットされ、職を追われる者も続出。才能ある者たちは次々と海外に稼ぎを求め、研究者の海外転出は国の頭脳流出とも言われ、大きな社会問題にもなった。本作は、そうした学究の道に進めなかった研究者たちが、その才能を思いがけない方向で生かすという痛快な風刺コメディだ。

「首席の学者がゴミ収集員」という記事が、イタリアの新進気鋭の監督、シドニー・シビリアの目に留まったのが発端だった。高学歴で優秀な頭脳を持つ人たちが、能力に見合った職を得ることができず、社会の片隅に追いやられ、その頭脳を使って犯罪に手を染め復讐し始めたらどんなことになるのか?監督が、自身も映像分野でキャリアを積みながらアルバイトで生計をたてた経験を持つ一人として向き合ったテーマだ。

【ストーリー】

落ちこぼれインテリが結集。
頭脳フル回転の逆襲が始まる!

ピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)とその同僚たちは、生き延びるために超絶合法ドラッグの製造に精魂を傾けた結果、犯罪者となった。ところが今度は警察が彼らを必要とする。パオラ・コレッティ警部(グレタ・スカラーノ)は服役中のズィンニに、グループのメンバーをもう一度集めて、スマートドラッグの蔓延を防ぐためのミッションを依頼する。彼らの犯罪歴抹消と引き換えに。

ズィンニの呼びかけで例の7人のドラッグ製造連中が再結集。新たなミッションを遂行するには、近年の頭脳流出によって国外へ出ていた研究者の多くを、イタリアへ呼び戻さねばならない。ズィンニはコレッティ警部と共に海外に潜む優秀な研究者たちのリクルートへと向かう。そして10人の新たなチームが結成された。

次々にミッションをこなしていくズィンニたち、しかし大物“ソポックス”にだけはたどり着けなかった。“ソポックス”に必要な成分がピルから抽出できることに気づいたズィンニは、大量のピルが狙われると踏んでピルを追跡する。ピル強奪に新たな敵(ルイジ・ロ・カーショ)が現れた。果たしてズィンニは釈放され、妻(ヴァレリア・ソラリーノ)と生まれたばかりの子どもが待つ病院に駆けつけることができるのか……

 

2017年/イタリア/ 119分
監督:シドニー・シビリア
原題:Smetto quando voglio: Masterclass
出演:エドアルド・レオ/グレタ・スカラーノ/ルイジ・ロ・カーショ 他
配給:シンカ、樂舎

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 8/18(土)~8/30(木)
8/18(土)~8/24(金) 時間未定
8/25(土)~8/30(木) 時間未定

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