『きみへの距離、1万キロ』【6/16~】

ロボットがつなぐ運命の出会いに、
ヴェネツィア国際映画祭が絶賛!
アカデミー賞®ノミネートの気鋭キム・グエンが
ミレニアル世代に贈る純愛ドラマ

第74回ヴェネツィア国際映画祭においてヴェネツィア・デイズ部門フェデオラ賞を獲得し、ヨーロッパの批評家たちから大絶賛を受けた本作。監督は、『魔女と呼ばれた少女』(12)で第85回アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされ、世界にその名を知られることとなったカナダの気鋭キム・グエン。物語は、遠く離れた地球の反対側から監視ロボットを通じて出会う男女の運命の恋を描く。
デジタル機器やインターネットの普及によって、人との出会いやコミュニケーションの形も多種多様となった現代。SNSを利用することで国や人種や言葉、距離や時間の壁もなくなり、人間関係もグローバル化が加速している。本作は、まさにこの時代に生まれ、デジタルネイティブと呼ばれるミレニアル世代を意識した純愛ドラマといえるだろう。さまざまな手段でいつでもどこでも世界の誰とでも繋がることが出来る日常、その一方で、未だ古い風習に囚われ自由な生き方さえ許されない文化―― そういった対極にある現実を、キム・グエン監督は“恋愛”という普遍的なテーマへと見事に昇華させた。
人間の心の深さ、触れ合いのあたたかさは、どんなにデジタル化が進もうと失われることはないと気付かせてくれる本作。観れば必ず誰かに想いを馳せずにいられない、唯一無二のラブストーリーがここに誕生した。

爽やかなプラトニックラブに感涙必至!
悩める日常から一歩踏み出す男女を等身大で演じる
若手実力派たちの好感度が抜群!

主人公ゴードンを演じるのは、『シークレット・アイズ』(15)などに出演し、次世代を担うイギリス人男優として注目を集めるジョー・コール。監視ロボットのオペレーターの仕事に情熱を持てず、そんな平坦な日常のなかで運命と信じていた恋人と破局し、すっかり覇気を失った青年を実にリアルに演じている。“運命”を信じるロマンティックな一面や元カノを忘れられないピュアさ、困った人を助けずにいられない優しさが見え隠れするゴードンというキャラクターの魅力を、その人懐っこいルックスで最大限に体現している。また、石油パイプラインが通る北アフリカの砂漠地帯で、自由な恋愛を許されずに悩む美女アユーシャを演じるのは、フランスの新星リナ・エル=アラビ。生まれ育った土地の古い価値観や風習に縛られまいとする強さと、そこから抜け出せずにいる憂いを帯びた大きな瞳が印象的。少女のような初々しさと大人っぽい色気が入りまじり、絶妙な存在感を見せつけている。
地球の反対側にいながら、小さなロボットを介して出会い、対面することも触れ合うこともないまま運命に引き寄せられる2人。国境も言語も文化も飛び越えて、誰かの言葉や存在が今の自分を変える強いエネルギーになることを本作は教えてくれる。

クモ型ロボットが見つけた、
砂漠にたたずむ“運命の人”。
地球の裏側に、きみを見守るぼくがいる――
それは、遠隔操作な片思い。

北アフリカの砂漠地帯にある石油パイプライン。そこで石油泥棒を監視する6本足の小さなクモ型ロボットを、遥か1万キロ離れたアメリカ・デトロイトから遠隔操作しているオペレーターのゴードン(ジョー・コール)は最近、恋人ジャニーン(アレクシア・ファスト)と別れたばかり。“運命の人”と信じていた彼女との破局で深く傷ついたゴードンは、誰のことも信じられず、次の恋にも動き出せずにいた。そんな彼を見かねた上司のピーター(ブレント・スカグフォード)から勧められた出会い系アプリを試してみるも、ピンとくる出会いはない。
そんなある日、ゴードンは監視ロボットを通して若く美しい女性アユーシャ(リナ・エル=アラビ)と出会う。いつも暗い表情を浮かべている彼女の事情が気になったゴードンは、“Juliet3000”と名付けた監視ロボットを駆使してアユーシャの身辺を探り始める。彼女には、カリム(フェイサル・ジグラット)という恋人がいるが、親からは別の相手との結婚を強要されていた。引き裂かれたくないアユーシャとカリムは、危険を冒してでも国を出る決意をしていたのだ。
そんな状況を知ったゴードンは、彼女の哀しい運命を変えるべく、大胆な行動に出る・・・。

2017年/カナダ/ 91分
監督:キム・グエン
原題 :Eye on Juliet
出演:ジョー・コール/リナ・エル・アラビ/フェイサル・ジグラット/ムハンマド・サヒー/ ハーティム・スィディキー/他
配給: 彩プロ

 

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 6/16(土)~6/29(金)
 6/16(土)~6/22(金) 時間未定
 6/23(土)~6/29(金) 時間未定

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