『ゴッホ 最期の手紙』【1/6~】

世界初、全篇が動く油絵で構成される珠玉のアートサスペンス映画
ファン・ゴッホの名画の数々が彼自身の死の真相を再構築する―

燃えあがるような情熱を感じさせる個性的な筆致で、いまも世界中の人々を魅了してやまない天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
彼ほど多くの伝説と謎に包まれた芸術家は、ほかにはいないだろう。
弟テオの献身的な援助に依存していた。
ゴーギャンとの共同生活が破綻したことで精神を病み、自分の耳を切り落とした。
生前はたった1枚の絵しか売れなかった。
好色家、狂人、天才、怠け者、探求者……。さまざまなレッテルを貼られたゴッホの人生は、いまでは彼が書き遺した手紙の中から解明され、神格化されている。
その人生はすでに何本かの映画でも描かれてきた。
しかし、私たちはゴッホの実像を本当に知っているのだろうか?

1891年の夏。
南フランス・アルル。

無気力な日々を過ごしていた青年アルマン・ルーラン(ダグラス・ブース)は、郵便配達人の父、ジョゼフ・ルーラン(クリス・オダウド)から1通の手紙を託される。
それは、父の親しい友人で、1年ほど前に自殺したオランダ人画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(ロベルト・グラチーク)が弟・テオに宛てて書いたまま出し忘れていたもの。
パリに住んでいるはずのテオを探し出して、手紙を届けてやってほしいという。
タンギー爺さんはアルマンに、フィンセントのことを語って聞かせる。
テオによれば、フィンセントは幼いころから不幸な子どもだった。
自分が生まれる前に死産でこの世を去った同じ名前の兄がいて、本来愛されるべきは兄だと、自分は疎まれていると感じていたという。
画商、牧師の道を志すも挫折。28歳にしていまだ無職の彼は、テオの献身的な援助を受けて絵筆をとる。
パリに出て芸術家仲間と交わるが、彼らから学ぶと南仏へと向かった。
たった8年で素人から仲間に一目置かれる画家にまで成長したフィンセントが、こんなに早く死んでしまうとは。
父の友人に対して自分が偏見を持っていたと気付いたアルマンは、その死に疑問を抱く。
フィンセントが最期の日々を過ごしたオーヴェール=シュル=オワーズでの主治医、ポール・ガシェは「完治していた」と言っていたのに、なぜ自分を撃ったのか?

 

 2017年/ イギリス・ポーランド合作 /  96分
原題: Loving Vincent
監督:ドロタ・コビエラ/ヒュー・ウェルチマン
出演:ダグラス・ブース/ジェローム・フリン/ヘレン・マックロリー/クリス・オダウド/シアーシャ・ローナン 他
配給: パルコ

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 1/6(土)~1/19(金)
1/6(土)~1/12(金) 時間未定
1/13(土)~1/19(金) 時間未定

(C)Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.