『甘き人生』【10/7~】

巨匠マルコ・ベロッキオ監督がイタリアで大ベストセラーとなった自伝小説を映画化!

トリノとローマ、過去と現在が交差しながら綴られるある愛の物語”にイタリアの歴史が映し出される

第69回カンヌ国際映画祭「監督週間 のオープニングを飾り話題となったイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督最新作。原作は、イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによる大ベストセラー自伝小説「Fai bei sogni(よい夢を)。

原作に深い衝撃を受けたベロッキオは、大切なものを失った過去にとらわれ、まるで抜け殻のように人生を過ごしてきた男が、運命の出会いによって長い夢から目覚め、未来に向かって歩み出す姿を、巧みな語り口と演出によって描き出す。
フェリー二やヴィスコンティといったイタリアの往年の巨匠たちの作品が持つ品格を継承しながら、イタリアの今を探求し続ける現代の巨匠による意欲作が誕生した。

希望に満ち溢れていた高度経済成長期の60年代と、30年を経た先行き不透明な90年代を往来して描かれる本作。古き良きイタリアの象徴として描かれる古都トリノは、主人公マッシモにとって幼少期のキラキラとした思い出の地であると共に、母親を失うという傷を負った地でもある。一方、現代の首都ローマは、青年となったマッシモが今を生きている場所だが、彼の心はそこにはなく、ただ思い出の中に生きている。しかし、ある運命の出会いによって彼は覚醒する。
戦後イタリアの光と影を背景に、二つの都市と二つの時間が交錯する中、ある愛の物語が綴られる。

【 ストーリー 】

1969年、トリノ。
9歳のマッシモの穏やかな幼少期は母親の謎めいた死によって閉ざされてしまう。神父が母親は天国にいると伝えても、小さな少年はこの喪失を受け入れようとはしない。

時が経ち90年代、ローマ。大人になったマッシモは、腕利きのジャーナリストとして成功を収めてきた。しかしサラエボでの紛争取材の後、パニック障害を起こしてしまい、駆け込んだ病院で、精神科医のエリーザと運命の出会いを果たす。それまで人を愛することができなかったマッシモだったが、この出会いによって次第に心を解きはじめる。

そんな折、父親の逝去を機にトリノに戻ったマッシモは、幼い頃両親と住んでいた家を売ろうと決める。様々な思い出が詰まったその家で、マッシモは再び過去のトラウマに向き合うことになるのだった・・・。

2016年/イタリア/130分/
原題:Fai bei sogni
監督:マルコ・ベロッキオ
出演:バレリオ・マスタンドレア/ベレニス・ベジョ/バルバラ・ロンキ/グイド・カプリーノ/ニコロ・カブラス 他
配給:彩プロ

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 10/7(土)~10/20(金)
10/7(土)~10/13(金) 時間未定
10/14(土)~10/20(金) 時間未定