『ギフト 僕がきみに残せるもの』【10/21~】

難病ALS を宣告された元 NFL のスター選手が
やがて生まれてくる息子に贈るために撮影しはじめたビデオダイアリーが

世界中を感動させるドキュメンタリー映画になった

アメリカンフットボールの最高峰NFLニューオーリンズセインツのスティーヴグリーソンは特別なヒーローだったハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初の市民が待ちに待ったホームゲームでチームを劇的な勝利に導いたからだ

それから5年後すでに選手生活を終えていたグリーソンは病院で信じられない宣告を受けるあなたはALS筋萎縮性側索硬化症ですそして同じ頃妻ミシェルの妊娠がわかった初めて授かった子供だが自分は生きている間に我が子に会うことができるのだろうか生まれ来る子のために自分は何が残せるのだろうかグリーソンは決めたまだ見ぬ子どもに贈るために毎日ビデオダイアリーを撮り続けると

本作はグリーソン自らが撮影した映像と彼の旧友で介護者ともなったが2人の撮影者がグリーソン一家とともに暮らしながら撮影した映像からなるパーソナルなビデオダイアリーから生まれたグリーソンは彼が経験する旅イベントから火をおこす方法デートの仕方残せるものをすべて父親として我が子に残したかった同時に彼は自身の父親とのぎくしゃくした関係についても修復しようとした この映画はいわゆる難病ドキュメンタリーではない誰もが共感できる父と子の物語そして家族の物語であるそのパーソナルな映像は前向きに病気に立ち向かう姿だけではなく刻々と変化する病状に対する不安もあれば看護に疲れた妻とのケンカもあり生きることに絶望する日もあるしかしきれいごとではなくありのままを見せユーモアを忘れずに日々を乗り越えていく彼らの姿は何よりも大きな感動を観客にもたらすのだ

映画はスティーヴと妻ミシェルが設立した非営利団体チームグリーソンの重要メンバーである元チームメイトのスコットフジタやキミカルプらのアイデアによりビデオダイアリーから映画への道を歩み始めた監督はプリントレジェンド(2014/日本未公開)やファインダーズキーパーズ(原題)(2015/日本未公開)などの秀作ドキュメンタリーで知られ編集音楽まで手がけて多彩な才能を見せるクレイトゥイールグリーソンから渡された1500時間のビデオダイアリーからドキュメンタリー映画の傑作を誕生させたプレミア上映となったサンダンス映画祭にはグリーソンと家族も登壇嵐のような賞賛を浴びた以来全米で30近い賞を受賞&ノミネート全米映画批評No.1サイトロッテントマトで驚異的な97%というハイスコアを記録している 病と闘うグリーソンを支援するミュージシャンエディヴェダー(パールジャム)が楽曲を提供するだけでなく出演もしているのも見どころである

2016年/アメリカ /111分/
原題:Gleason
監督:クレイ・トゥイール
出演:スティーブ・グリーソン/ミシェル・バリスコ/ポール・バリスコ/エディ・ベダー/スコット・フジタ 他
配給:トランスフォーマー   

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 10/21(土)~11/3(金)
10/21(土)~10/27(金) 時間未定
10/28(土)~11/3(金) 時間未定

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