『ディストピア パンドラの少女』【9/16~】

2017/07/18

人類がハングリーズ化〈飢えた奴ら〉した世界に
現れた、二番目の子供たち〈セカンド・チルドレン〉。
高い知能を持つ少女・メラニーは人類の希望か。絶望か

原作はM.R.ケアリーによるベストセラー小説『パンドラの少女』(東京創元社刊)。本作の脚本もM.R.ケアリー自身が手掛けている。監督は大ヒットドラマ「SHERLOCK シャーロック3」の「三の兆候」などヒットTVシリーズを数々手がけたコーム・マッカーシー。主人公・メラニーを演じたのは、500人を超えるオーディションで選ばれた奇跡の新人セニア・ナニュア。本作でシッチェス・カタロニア映画祭の女優賞を獲得した他、英国インディペンデント映画賞、ロンドン映画批評家協会賞、エンパイア賞などで新人賞にノミネートされた。その他ジェマ・アータートン(「007/慰めの報酬」)、グレン・クローズなどが脇を固めている。

  【ストーリー】

真菌の突然変異が起き、感染した人間は思考能力をなくし、生きた肉のみを食すハングリーズと化した近未来。爆発的に蔓延したその奇病により、人類は絶望の危機に瀕し、残った少ない人々は安全な壁に囲まれた基地内での生活を余儀なくされていた。そんな中、イングランドの田舎町にある基地ではウィルスと共生する、二番目の子供たちセカンド・チルドレンの研究が行われていた。その子供たちは感染しているにもかかわらず、思考能力を維持し、見た目は人間の子供そのものだった。彼らから、ワクチンを作り出そうと模索する中、子供たちの中に高い知能をもった奇跡の少女メラニーが現れる。 彼女は人類の希望となるのか―絶望となるのか。

2016年/ イギリス・アメリカ合作 /111分/ PG12
原題:The Girl with All the Gifts
監督:コーム・マッカーシー
出演:セニア・ナニュア/ジェマ・アータートン/パディ・コンシダイン/グレン・クローズ/アナマリア・マリンカ 他
配給:クロックワークス

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 9/16(土)~9/29(金)
9/16(土)~9/22(金) ①12:30 ②18:45
9/23(土)~9/29(金) ①14:35

[margin_5t](C)Gift Girl Limited / The British Film Institute 2016

© 2024 ソレイユ