『フリー・ファイヤー』【7/1~】

2017/05/17

制作総指揮 : マーティン・スコセッシ
2016年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門、観客賞受賞!

世界が認めた最狂映画、交渉決裂!乱闘勃発!

2016年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門(世界中からエッジの効いたクレイジーな映画を集めた部門。2013年には、園子温監督作『地獄でなぜ悪い』が受賞するなど、近年では日本の映画ファンからも大注目される映画賞!)で見事、最高賞の”観客賞”を受賞!英国インディペンデント映画祭で「監督賞」「技術賞」の2部門にノミネートされるなど、全世界大注目の超話題作!まさにシンプル・イズ・ベスト。「観たら分かる」最高の面白さ!わずか90分間のワンシチュエーションドラマの中に、スリル、アクション、ブラックユーモアを詰め込んだ極上のエンタテインメント。巧妙かつクレイジーな会話劇と、騙し合いや出し抜けなど、何でもアリのサバイバルが繰り広げられる大乱闘のバトルロワイアル。10人以上がエントリーされた修羅場で、ノンストップの銃撃戦が展開する。息もつかせぬ傑作アクション・コメディの誕生だ!

製作総指揮は泣く子も黙る巨匠、マーティン・スコセッシ。日本人キャストを迎えた大作『沈黙-サイレンス-』(16)が話題を呼んだばかりだが、元々はバイオレンスの教祖。特に『グッドフェローズ』(90)や『ディパーテッド』(06)などギャング映画が真骨頂の御大が、肝入りで製作総指揮を務めた“太鼓判”作品としても必見だ。
監督は、英国の俊英、ベン・ウィートリー。J・G・バラード原作の『ハイ・ライズ』(16)やエドガー・ライト製作総指揮の『サイトシアーズ~殺人者のための英国観光ガイド~』(12)などで独特の才気を示した彼が、“密室劇でド派手なアクション”という離れワザを見事にこなし、超絶テクなキレキレの演出力を見せつける。1978年の米ボストンの裏社会を舞台に、絶妙な異化効果として使われるカントリー歌手、ジョン・デンバーの楽曲(1974年のアルバム『バック・ホーム・アゲイン』から数曲流れる)など、時代色を反映した小ワザもいちいち絶品だ。
この2人の化学反応によって生み出されたギャング映画に、映画ファンなら全員悶絶必至!

豪華キャスト陣も強烈。『ルーム』(15)で昨年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたオスカー女優の新たな挑戦は、まさかの女ギャング役!従来までの優しい女性のイメージを180度覆し、敵対するギャング相手に罵詈雑言を浴びせ、銃をぶっ放す!さらに、アーミー・ハマー『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)やキリアン・マーフィ『インセプション』(10)、シャールト・コプリー『第9地区』(09)、ジャック・レイナー『シング・ストリート 未来へのうた』(15)など、近年映画界の中心的俳優陣が今までにないクセ者キャラをハイテンションで熱演!

【ストーリー】

ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉め事から交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦に! 全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは一体誰だ!?

2016年/ フランス・イギリス合作 /90分/PG12
原題:Free Fire
監督:ベン・ウィートリー
出演:ブリー・ラーソン/アーミー・ハマー/キリアン・マーフィ/シャルト・コプリー/ジャック・レイナー 他
配給:REGENTS

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 7/1(土)~7/14(金)
7/1(土)~7/7(金) ①16:40
②21:00※レイトショー
7/8(土)~7/14(金) ①21:10※レイトショー

[margin_5t](C)Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown

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