『シェーン』【7/2~】

2016/05/09

第26回アカデミー賞®撮影賞受賞(1954年)
第26回アカデミー賞4部門ノミネート!〈作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞〉

いま、ヒーロー、カムバック!

雄大な自然に響く、遥かなる山の呼び声。
あなたの心にいつまでも残る叙情が、
デジタルリマスターで遂に蘇る!

1953年、その後の映画史を塗り替える 1本の傑作が誕生した。
南北戦争後の西部。厳しい大自然と、横暴な牧場主との軋轢に苦しむ開拓民一家のもとに現れた一人の流れ者。 柔らかな物腰の中に時折暗い影を見せる、シェーンと名乗るその男は、やがて、開拓者たちと友情で結ばれてゆく。 しかし、牧場主の暴力が激しくなってゆくなか、再び銃を手に最後の闘いに挑む…。

西部劇でありながら、抑制の効いたガンアクションと共に、時代に取り残されつつある男の矜持や、開拓民一家との心の交流を描き、公開時には”新たな西部劇”と呼ばれた本作は、その後クリント・イーストウッド、山田洋次ら世界中の名匠に多大なる影響を与えることとなり、そのヒーロー像は数多くの映画の原型となっていった。 そして遂に、『シェーン』が、アカデミー賞撮影賞を受賞した雄大なワイオミングの大自然と、切なく鳴り響くテーマ曲”遥かなる山の呼び声”と共に大スクリーンにデジタルリマスターで蘇る! 価値観が多様化する時代を迎え、ヒーロー不在が叫ばれる中、時代を超えた普遍的なカッコ良さを体現するシェーンが、いま、どの様に世に問われるのか?ぜひ見届けてほしい!

ストーリー

南北戦争後の西部。厳しい大自然と、土着の悪徳牧場主ライカー(エミール・メイヤー)との諍いに苦しむ開拓民のリーダー、ジョー(ヴァン・へフリン)の一家のもとに現れた一人の流れ者。拳銃を身につけ、柔らかな物腰ながら隙の無い、シェーンと名乗るその男を当初は警戒していたジョーと、その妻マリアン(ジーン・アーサー)だったが、ライカー一味の嫌がらせにあっていたジョーにシェーンが加勢をしたことから、彼らの家に留まることになった。

一家の一人息子ジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)は、西部の男らしく銃を傍らに堂々と振舞うシェーンに、出会った時から憧れを抱いていた。その姿に秘かに心惹かれていくマリアン。そしてジョーも、共に働くことでシェーンとの友情の芽生えを感じていた。

銃を置き、一家と共に暮らすことになったシェーンは、ジョーの仲間の開拓民たちにも受け入れられ、 友情を結んでいく。ライカー一味の嫌がらせに対しても一歩も引かないシェーンが加わって意気上がる開拓民たちだったが、開拓以前からの利権を譲れないライカーは、西部に悪名が轟く殺し屋ウィルソン(ウォルター・ジャック・パランス)を雇い、彼らの仲間の一人を見せしめに葬り去る。

この一件により開拓民グループの結束が揺らぎ、頭を悩ますジョーのもとに、ライカーから最後の話し合いの誘いが届く。しかし、罠を察知したシェーンは、ジョーを力づくで制止して、再び銃を取り、ライカー一味が待ちかまえる最後の闘いに臨む!

poster21953年/ アメリカ /118分/
原題:Shane
監督:ジョージ・スティーブンス
出演:アラン・ラッド/ジーン・アーサー/バン・ヘフリン/ブランドン・デ・ワイルド/ウォルター・ジャック・パランス 他
配給:東北新社    

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 7/2(土)~7/15(金)
7/2(土)~7/8(金) ①10:20 ②14:30
7/9(土)~7/15(金) ①9:50 ②14:40

[margin_5t]Shane TM & Copyright (C) 2016 by Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

© 2024 ソレイユ